容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

婚活バー珍百景…最終回



スタッフさんよぉ〜
忙しいのは分かるけどさぁ。
みんなが真面目に婚活してる会場をウロウロしてる人を見て見ぬフリはいかんだろ。



なまじ目立つ容姿なもんで視線を集めてるし、
これは会場中の婚活を妨害していると言っても過言ではないんだぜぇ
ワイルドだろぉ〜?
…スギちゃんってまだ息してんの?



スタッフが何か言おうとするのを待たずに、貸してくれたフキンを渡し出口へ向かいました。
友達には「次の席移動のタイミングで帰ろう!」と連絡済みなので、ひとまず店の外へ。






すると、
ssst25.hatenablog.com
この記事の、顔面判定をしたスタッフが追っかけてきました。



スタッフ「すみません、なにかありましたか!?」



早川「話してた人にお酒こぼされたんで、早く帰ろうと思って。」



スタッフ「え…故意にですか?」



早川「いや、手ぇ滑らせただけです。」



スタッフ「そうでしたか…。
何かあったのかと思って心配してしまいました、連絡先などは交換されましたか?」



早川「一応…クリーニング代云々で名刺いただきました。」



スタッフ「彼は有名な企業にお勤めなので、お勧め男性として優先的にご案内させてもらったんです。
…今日、いいご縁があったら嬉しいです。
気をつけておかえりくださいね。」



早川「どうも…。」
会釈してスタッフはお店に踵を返しました。






あー…
4男が席移動の順番を無視して1人飛ばしてやってきたのはそういうことだったのかぁ。
そりゃGoogleっつったら、良い女あてがった方がいいよな。
ウイスキーぶっかけられたのがいい縁に繋がるとは到底考えられませんが。



それ以前に、ウイスキーぶっかけよりも、
Google社員という肩書きが帳消しになる
口臭という単体の威力。



エレベーターホールの椅子で友達を待って、無事に帰宅しました。
…無事っていうほど何も事が無かったわけじゃないですが、この話はまたいつか…。
嗚呼、美しいって厄介だわー。


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