容姿と若さが武器の婚活

専業主婦という地位を勝ち取った、若い美人の婚活回想録

婚活バー珍百景…その6



4男の前に座っていた男もまた、早川のことをチラ見していたので、
次の席移動で早川と話せる!!
と胸躍らさせていたことに違いありません。



スタッフが彼の飲み物をあらぬ方向に運んで行った瞬間、この世の終わりのような顔をしていました。
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今までの流れを無視して飛ばされた男の次にやってきた4男。



・20代後半
・外資系
・容姿は気持ち悪い。



なんていうか、夜な夜な理科室で「しぇっしぇっ…」って笑い声を上げながら三角フラスコ傾けてそうな容姿。



パーティーで色んな容姿の人々と会ってきたので、別にそこに拒否反応はなかったのですが、
口臭かったのでなし判定。



即、なし判定でも20分近く話さなくてはならないのは厳しい。
しかも、小さなバーテーブルを挟んでの口臭男との対面って拷問かな?
早川がやりたい放題ズケズケ言ってるのがお店にバレて、地雷処理員としての立ち位置になってしまったのかな?



そんなこと思いながらの会話抜粋。



早川「こういうところよく来るんですかー?」



4男「初めてですよ。
プロフィールカード書いてる時に、
「同じく初めての女性でものすごく綺麗な人が来ています」
って言われました。
絶対早川さんのことですよね。」



早川「あー、そうですかね。
そりゃ光栄です。」



4男「すぐにお話し出来るようにしますって言われたので、運が良かったです(笑)」



あーこりゃ地雷処理に使われちまってんなぁ〜。
せめてマスクなりの防具貸してくれ〜。


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